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トピア内野手の463トピア

トピア内野手のブログ。華麗にゲッツーを捌き、打席では進塁打を打てる選手目指します。

六月の蛇を観て、塚本晋也監督登場に泣いた28歳363日の女。それがアタシ、サントピアよ

現在渋谷のユーロスペースでは、塚本晋也監督の「野火」という映画が公開されています。
その記念で過去の塚本監督作品をレトロ上映が7/25~7/31(金) 連夜 21:00~行われています。
7/29(水)は黒沢あすかさん主演の「六月の蛇」でした。
この作品は2011年頃に観た映画です。黒沢あすかさんの美しさや変化、塚本晋也さんのセクシーボイス、エロス、暴力、屈折した愛と優しさあふれる作品で大好きです。
塚本晋也さんはエロを消費していない。愛や優しさがしっかりと見えました。なんてフェミニストなんだろう。素晴らしい作品を作る監督なのにフェミニストだなんて!と感動したことを覚えています。
個人的な意見ですが、映画やエンタメの世界ではエロって消費されていくことが多いと感じています。
あの女優やアイドル、女が脱いだことに確かに「価値」はありますし、覚悟は素晴らしいと思います。
ただ脱いだ!でなくて映画やエンタメでは、「脱いで何を表現するのか」が大事であってほしいなと思っています。
脱げば100%エロくなるかと言ったらそうではないですし、エロをエロとして見せるのはものすごく大事なんですけど、
脱いだ!女優根性!えらい!はい素敵!ってなんか消費してるな~換金された音がしたわよ、女性はサルビアの蜜じゃないんだよと思ってます。

毎年六月になると塚本監督が「六月の蛇」と呟かれていることもあり、毎年六月に見たくなる映画です。
1か月ちょっと前にも自宅で観ましたが、やっぱりスクリーンで観てみたいと当然のごとく足が向きました。
ばっちり仕事して、セブンイレブンの梅すび食べて、ハイリキ1杯だけ飲んで映画館に急いで向かう。充実のひとことでした。
初めて塚本監督作品を観てから、ずっと生で見てみたいと思っていた塚本晋也さんを間近で見る。ドキドキが止まりませんでした。
質問コーナーがありそうだから、言うこと考えなきゃ!と聞くことを何度も何度も頭の中で整理していました。
ユーロスペースに着くとかなりの人人人。せっかくトークショーがあるんだし、ドカンと目の前でスクリーンのド迫力を感じたい!と一番前の席に座りました。
ほぼすっぴんだったのでばっちりと化粧をする。別に自分のことなんて誰も見ていないんですけど、素敵な映画を見るときは自分自身がベストオブベストでキメていたいという気持ちからです。
イタイ奴!と思っている皆さん、トピアは痛いじゃないですか。今更何を言ってるんですか。初めての方にはそうですね、痛いですとしか言いようがないです。

21時ちょうどに暗くなり、ブルーを色調とした画面に。
六月の蛇。もう話も分かっているのに、ときめきが止まりませんでした。
自宅で観ているとそんなに大きい音で見られないので、冒頭のシーンの会話がはっきり聞こえたのもそうですし、塚本さん演じるストーカーの苦しみや慕情をより深く味わうことが出来ました。
りん子(黒沢あすかさん)がストーカーに追い詰められ、旦那との関係性を言い当てられた時の表情、解放していくエロさ、
潔癖で妻と向き合おうともしない旦那(神足裕司さん)。
大きな家で恵まれた生活をしている。仲は表面上はいいけれど、どこか虚しいセックスレス夫婦。
一つ一つのしぐさや表情を改めて観て魂震えましたし、エロい気分になりました。
何度でも何度でも書きますが、電話口での塚本晋也さんのセクシーボイスにしびれあがりました。
ストーカーの塚本さんの行動ははほんと余計なお世話だしなんでそんなことって内容ですけど屈折した愛なのかな、優しさなのかなと思いました。
すごく女性に優しい映画だと思います。

あまりネタバレはしたくないので、容赦なき雨の轟音、黒沢あすかさんの素晴らしい演技に打たれてください。
黒沢あすかさんが出られた映画は何本も見ましたが、一番お美しいと思いました。
脚がめちゃくちゃ綺麗で六月の蛇を見るたびに、うらやましくて生々しくてドキドキします。
女もドキドキさせるくらい全身から色気が漂っていました。
まじめで地味なカウンセラーから色気のある女性へのあの変化。
黒沢あすかさんの演技以外に正解はないんじゃないかというくらいはまっていました。

エンドロールも終わり、自然と拍手が起こり、塚本晋也監督と司会の映画ライター中山さんが登場。
すごく近くで観ましたが、塚本晋也監督、かっこよかったです。
苦労知性歴史ある腰の低い男性でした。
ずっと生で観たいと思っていた塚本晋也さんだ!!!と嬉しくなり涙が出ました。
まさか登場しただけで泣くとは思いませんでしたよ。どれだけ好きなんだよと恥ずかしくなりましたね笑
SMマガジンへのリスペクトから作った「六月の蛇」がすごく愛ある作品となったと仰ってました。

ひとしきり挨拶をしたところで野火の予告編。

野火はもう観ておりますが、ブルーの色彩の画面の六月の蛇のあとにフィリピンの美しい緑色、海を見て切なくなりました。
森優作さんの素晴らしいセリフを改めてみて思い出しました。
その後、秘蔵映像などがあったのですが、内容は来た人だけのお楽しみということで、割愛します。

質問コーナーでわたくし、世界の塚本晋也さんに質問しましたよ。
ものすごい小さな声で涙目で。細部思い出せないところもあるので、大体再現だ!
その前にエロについての質問が出ていたので、くだらないけどいい質問かもと一縷の望みをかけました。
トピア「言われ尽くしているかもしれませんが・・・塚本さんの作品はエロさはあるんですが、消費するエロでなく、さっき仰ったように愛や優しさが感じられるのですが…エロって消費されるものだと私は思ってるんですけど塚本さんの作品にはそれがなくて」
塚本さん「エロは消費。さっきの(質問の)答え出ましたね」
トピア「あの、そういった愛や優しさがあるので六月の蛇大好きなんですけど・・・塚本さんってフェミニストですか?」(少し笑いが起こる)
塚本さん「あ~どうなんでしょう。自分ではわからないですけど、人から言ってほしいですよね。あいつフェミニストだよって」
トピア「ありがとうございます。(くだらないこと聞いて)すみません・・・」

親切にご回答をいただいた塚本監督、ありがとうございました。
ここでフェミニストですね!と切り返せないトピアのおとなしさ。センスないなあ。
ここがダメなんだなあ・・・。なんて痛いんだろう。大好きなんですよ。ほんとに。ああ痛い。自分の痛さが恥ずかしい。
そら(世界の塚本晋也さんを)そう(ずっと生で観たいと思っていたし)なる(でも見る機会なんてないし、質問することがあるわけないからめちゃくちゃ緊張する)わな。
主語を省くことでおなじみの岡田彰布さんことどんでんと野球ファンの公用語。どん語爆発です。そらそうよ。

 本日もユーロスペースにて21:00~浅野忠信さん主演の「ヴィタール」があります。
解剖の話です。肉体の内部の話。今日は私も行きます。
7/31最終日は塚本監督の登壇はありませんが、Coccoさん主演の「KOTOKO」があります。
KOTOKOは超観たいのですが、日ハム×千葉ロッテ戦、野球を観るため札幌にいるため、行けません・・・↓
2か月半前から決まってましたね。KOTOKO、次回劇場であった際には絶対に行こう。