トピア内野手の463トピア

ライター・トピア内野手のブログ。野球やドラマや思う事などなど。

大引、連敗ストップしたらどんな顔するだろう

こんな顔してました→
【ヤクルト】V打の大引にインタビュアーが「連敗の立役者」ネット上は「逆だよ!」など総ツッコミ : スポーツ報知 https://hochi.news/articles/20190602-OHT1T50141.html

ヤクルト16連敗ストップ。嬉しかった。すがすがしい気持ち。天にも昇る想い。

2015年のスワローズを優勝に導いた大引。ヤクルトがグッと弱くなってしまう夏場7月以降に活躍している姿には痺れるものがあった。勝ちたい気持ち、執念が伝わってくる魂の選手だと思っています。

5/8の阪神戦。5回裏0-5のビハインドからの猛攻で4点をとり、1点差でノーアウト二塁。走者雄平。打者大引。イケイケノリノリの打線の中で大引にはバントのサインが出た。「え、ここでバントなの……?」正直怒りすら感じた。勝負強い大引を信じて打たせてほしかった。セカンドランナーならゲッツーの確率だって低いのに。

2ボールから2球連続でファウル。バスターを試みてもファウル。これ、失敗しちゃうんじゃ……。5球見て暗雲が立ち込めた。そこから粘った。バットを投げるようにしてなんとかボール当てファウルにする! 目が離せない攻防だった。バットに当てるたび、客席からも「おお」と感嘆の声が漏れる。10球目は高めの球を見送ってボール。フルカウント。ここで振っちゃいそうなところを見送る冷静さに身震いがした。そして11球目、叩きつけてのピッチャーゴロで雄平をサードに進める進塁打。なんとしてもランナーを進める執念の打席。大きな仕事をした大引を迎えるハイタッチ。ベンチの選手からは尊敬のまなざしだった。選手もファンもひとつになった瞬間に見えた。

次打者の村上にも大引の魂が通じたのか、犠牲フライで同点になった。この日は結局、延長に入っても点の取り合いがあり、引き分け。大引に昔、田中浩康に感じた「数字には表れない貢献や野球の面白さ」を改めて思い出すことができた。その瞬間、もとから好きだった大引がめちゃくちゃ大好きな選手になった。

大引啓次ってめっちゃベテランみたいな名前だなぁなんて思った2009年。今年で、今月で35歳。名実ともにベテランになった大引啓次が活躍する日々をしっかり見ていこうと思います。ベンチスタートでもスタメンでも、若手に背中を見せてほしい。

連敗中に大引のユニフォーム×2着、直筆タオル1枚を購入した。もっと大引にお金を使いたい。大引課金ネキとなれるよう仕事を増やして頑張らなくてはなりません。やります!